自動販売機の逆襲(1)
maked 96/02

【自動販売機フィーバー事件】

これは、σ(･ ･)が学生の頃の話です。
運送会社でキーパンチャーのアルバイトをしていたσ(･ ･)は、その頃その
会社の自動販売機のカップコーヒーのファンだった。
ユニマットとかの、紙のコップが落ちてきてジャ〜ってコーヒーの流れる奴ね。
アレを毎日休憩時間に飲んでいたの。たしか値段は７０円。

ある日、σ(･ ･)はその自販機で、いつものようにコーヒーを飲もうとした。
小銭入れのなかには、１００円玉が１個と１０円玉が何枚か。５０円玉はない。
みんなもよくやると思うけど、こんな時は、１００円玉と、１０円玉２個を入
れて、５０円玉のおつりが欲しいよね。σ(･ ･)もそうだった。

で、１２０のデジタル点滅を確認してから７０円のコーヒーのボタンを押した
んだ。で、ジャ〜っという、コーヒーが紙コップに注がれる音の隣で、

「チャリン」

あ、おつりが出たな。

「チャリン」

(Oo;)ｹﾞｹﾞｯ１０円玉でおつりがでやがった。折角１２０円入れたのに…(;_;)

「チャリン」
「チャリン」
「チャリン」

…まぁ、しかたない。また小銭が増えたな(^^;ゞ

「チャリン」

え？？(ﾟ-ﾟ;)ゞ？

「チャリン」
「チャリン」

ヲヒヲヒ(,ﾟ∀ﾟ)つ

「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」
「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」「チャリン」

や、やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！

…自動販売機おつり大フィーバー(^_^;
結局、両手にかかえきれないくらいの５０円玉大放出で打ち止め。
いくらなんでも、ねこばば、は良心がとがめて、バイト先の主任にお釣りを
預けました。あんときゃあせった(^^;ゞ

こんなことって、ありません？